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繊維補強コンクリートを使うデメリットは?
2021.03.22

コンクリート補強短繊維を使用するデメリットは?

工期短縮・コストダウン・ひび割れ抑制など様々なメリットがあるバルチップですが、使用するにあたって「デメリットは?」と聞かれることも多々あります。

 

今回は、建築用バルチップMKを使用する場合のデメリットとその対処法を紹介していきます。

 

 

①スランプロス

 

バルチップMKを混ぜることにより、2~4㎝程度のスランプロスが発生します。

 

そのため、このスランプロスを見越して、ベースコンクリートを少し柔らか目にする必要があります。

 

 

 

 

②繊維露出

 

以下写真のように、仕上げ後のコンクリート表面に繊維が露出することがあります。

 

ポリプロピレン繊維のため、鋼繊維とは異なり、踏んでも人を傷つけたりタイヤをパンクさせたりということはありません。

 

 

 

 

 

 

 

できるだけ露出を抑えるために、施工時にしっかりタンピングを行うことを推奨しています。

 

 

また、繊維露出がどうしてもNGの場合は、露出部をカッター、バーナー、ポリッシャーなどで切断/除去する方法があります。

 

 

 

 

 

③生コン車の洗浄手間

 

コンクリートに補強短繊維を混ぜるとJIS外品になり、生コン車に残った繊維は洗う必要があります。

 

そのため、洗浄費用(洗い賃)が発生します。

 

価格は地域、組合によって変わりますが、ほとんどの場合、打設日に回した台数×〇〇〇円という形態です。

 

基本的には、鉄筋・ワイヤーメッシュ代替でコストダウンした中から賄うことが可能です。

 

 

現場で洗浄することにより、洗い賃が発生しないこともあります。

 

また洗浄用メッシュ袋もご用意しておりますので、ご使用ください。

 

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大きな現場では、下記記事のように生コンを移し替えることで洗い賃を不要とした現場もあります。

 

 

 

参考 バルチップコンクリート ~現場の工夫で洗い賃大幅改善!~

 

 

 

 

以上が補強短繊維バルチップMKを使用する主なデメリットです。

 

 

デメリットと対処法を知っていただいたうえで、メリット(ひび割れ抑制、工期短縮、コストダウン)を最大限に引き出せるよう使用ご検討ください!