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バルチップ、スエズ運河で立ち往生!
2021.03.29

コンクリートあるところにバルチップあり!

 

3/23に発生したスエズ運河でのコンテナ船座礁のニュース。

全長400m、幅60mで積載量はコンテナ2万個以上という超巨大船が、アジアとヨーロッパを繋ぐ国際物流の要所であるスエズ運河を塞いで完全に沈黙・・・!

 

スエズ運河が航行不能になったことによる損害額は1日当たり推計96億ドル(約1兆500億円)とも。

 

なんとこの座礁した船に、我らがバルチップが載っていることが判明!社内は一時騒然としました。

 

バルチップは世界中で使用されており、当社製造拠点のある日本とインドネシアから世界各国に向けて輸出されていますが、
今回ヨーロッパに向けて輸送していたバルチップが思いもよらぬアクシデントに巻き込まれてしまいました。

 

当初は運航再開の見通しが立たないと報道でも情報が錯綜しましたが、

幸いにも座礁発生から数日で航行不能状態は解消され、結果当社にとって大きな問題にはなりませんでした。

 

当社はヨーロッパからアフリカまでをカバーする在庫拠点をロッテルダムに構えており、

また工場から在庫拠点への製品の輸送も、一つの船で大量に運ぶのではなく、複数の船に分散して運ぶことでサプライチェーンリスクの最小化を図っています。

 

バルチップを輸出販売し始めてかれこれ25年・・・。
自社製品が載った船が座礁してしまったのは初めてです。

 

グローバルに製品を販売していると、いろいろなことがあるものですね。