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繊維補強コンクリートの曲げタフネス供試体作製方法
2022.05.16

トンネル覆工の剥落対策として使用されているバルチップJK。

 

その剥落対策性能の確認として曲げタフネス試験が実施されており、

試験で使用する繊維補強コンクリートの供試体を作製する際に注意点があります。

参考:【鋼繊維補強コンクリートの強度およびタフネス試験用供試体の作り方 (JSCE-F- 552-2018)】

 

JSCEの基準では繊維長が40mm超えるか40mm以下かで供試体の寸法が変わります。

 

①繊維長:40mmを超える場合

・曲げタフネス供試体:150㎜×150㎜×530㎜の直方体

 

②繊維長:40mm以下の場合

・曲げタフネス供試体:100㎜×100㎜×400㎜の直方体

 

バルチップJKの場合、繊維長は48mmなので ① となります。

型枠に詰める際には下記の順序で2層詰めを行っていきます。

 

 

充填後、各層ごとに木づちで約30回型枠を打撃、側面・端面に沿ってスページングをして、型枠側面を木づちで軽く叩けば終了。

バイブを用いる場合も同様に型枠の側面にあてて締固めを行います。

 

あとは普通に曲げタフネス試験を行うだけ。

 

供試体に詰めた後の繊維に手を加える必要はありません。

 

バルチップは品質管理にこだわっており、分散性も良いため

上記の手順で供試体を作製すれば問題なく所定の基準値を満たすことができます。