以前の記事で少しご紹介した「PP短繊維普及研究会」での取り組み。
その一つである繊維コン殻の再利用に関する検討について、現在試験を進めています。
短繊維補強コンクリート塊の破砕実験結果から、再生骨材として使用することができるのかを確認するため
㈱タイハク協力のもと、再生骨材を作製してそれを用いたコンクリートの物性を確認しました。
(再生細骨材には繊維がほぼ付着しないため、再生粗骨材を使用)
繊維無し・太径・細径それぞれ1種類を練混ぜたコンクリートの計3種類を破砕して作製した再生骨材を用いて、フレッシュ、硬化後の物性を確認。
〇繊維無し⇩
〇太径⇩
〇細径⇩
結果、繊維添加有り無しどちらで作製した再生骨材でも物性は変わらないことが確認できました。
今後、耐久性試験含め、幅を広げたデータ採取を行う予定です。