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バルチップの徹底した品質管理
2021.06.01

 

お客様が求める製品を、安定した品質で供給するのが製造する側の責任です。

 

コンクリート補強短繊維は、要求された品質を満足する製品が安定的に生産される必要があります。

 

例えばNEXCOのトンネル覆工では管理基準項目の一つとして曲げ靭性試験が定められており
「曲げ靭性係数の平均値で1.40N/mm2を下回らない」という基準があります。

 

品質が安定していない繊維ではこの試験に不合格になることもあり
そういったものは剥落対策として適した繊維とは言えません。

 

バルチップはIotシステムを用いて生産設備を24時間365日監視し、製造プロセスから徹底して管理をしています。

 

さらに出来上がった製品についても様々な試験を行っています。

 

〇カット長

〇繊維径

〇強度

〇弾性率

 

上記のJIS  A  6208に準じた試験に加えて

 

〇幅

〇厚み

〇伸度     の試験も行っています。

 

これらの試験をロット毎かつ、同じロットでも複数回行います。

複数回試験を行うことで、適切な水準にあるかどうかを厳しく検査しています。

 

バルチップで重要となってくるのは繊維に刻まれているエンボスと呼ばれている凹凸。

 

*バルチップの拡大写真

 

これによりコンクリートとの付着性(繊維引き抜き抵抗性)が付与され、曲げ靭性の性能に大きく影響を及ぼします。

 

付着性能がしっかりしていると引き抜けることなく、曲げ靭性試験後の供試体でも繊維がコンクリートを保持しています。

 


曲げ靭性試験でコンクリート破壊まで力を加えた場合。上がバルチップ入り、下が何も入ってないもの。

 

もし製造上の何らかの理由で、エンボスが浅く/深くなったりすると
そのエンボスの状態によっては剥落防止性能に悪影響が出てしまいます。

 

こういった悪影響が起きないように徹底した品質管理を行っています。